ロスアンゼルスからの不正アクセスを感知 ー前編ー

嘘みたいな本当の話!?????

今回は、当社ユーザー様からいただいた“生のお声”をコラムにしました。

ご紹介するような怪しい電話がかかってきた際の参考にしていただけたらと。

また、「私の話も聞いて欲しい~」という方は、いつでもお電話・メールをお待ちしております。

突然、NTT(NTTを語る、実際はNTTとは無関係な販売店)から電話があったそうです。

NTTを語る営業マンいわく「DOSを調べたら御社のネットワークにロスアンゼルスから不正アクセスを感知しました。セキュリティ強化の商材を導入する必要があります」とのこと。

お客様の頭には「?????」のオンパレード。

「ロスアンゼルス? アメリカの?? なんでうちの様な小さな会社にアメリカから??? なんで?????」

突然そんな事を言われても、、、ですよね。。。

嘘つき営業マン・販売店はどんなフレーズ(←真っ赤な嘘)を使ってでもアポイントを取りに来ます。

まるで、サバ□ナ□木さんのギャグのごとく、地球の裏側を利用してまで訪問してきます。

お客様としては、UTMを導入済みなのに、なんでなんだろう?

いわゆる業務用のUTMを導入し、すでにインターネットのセキュリティ対策を行っていたらしいのです。

そうです!

実際にはそんな不正アクセスなどはなかったのです!!!!!

きっと、嘘つき営業マンは、日頃からこの手の手法で色々とアポイントを取っているのでしょう…(><)

我々の様な業界人であれば、電話の相手が本物のNTTなのか偽物なのかは瞬時に判断が出来ます。

しかし、今回のお客様のように電話を受ける側は通信関係の情報に疎い方がほとんどです。

約束の日時、大嘘とは言え時間通りにやって来た2名の営業マン。

いよいよ悪魔の営業がスタートです(笑)

↓NTTを語る営業マンは、初っ端から2人で畳みかけてきます↓

「インターネットの世界はウィルスだらけでして、御社の環境を調べましたが、今の体制だけでは不十分です」

「UTMが1台あるようですが、今回のように不正アクセスが検知されました」

「個人情報保護法の改正もあり、脆弱な環境は非常に危険です」

「ウィルスのいない環境に整えて良いですか?」

↓お客様は分からないまま、相槌をうっただけ↓

「あっはい。そうですね…」

↓NTTを語る営業マンは、すかさずに書類を出す↓

「ありがとうございます! ではこの書類にサインして下さい」

えええええ~( ゚Д゚)

出してきた書類は、なんと、リース契約書!!!!!

契約内容を改めて聞くと、総額150万円の契約になっていたそうです!!!!!

あまりにも高額であり、そもそも自社に必要な商品かも判断できない状況の中、どんな商品かと聞くと「某メーカーのセキュリティHUB」とのこと。

齢70歳になる男性に対し、またもやアルファベットの商品名…。

英語にすればなんでも良いとの発想が私は苦手ですね~(笑)

ちなみに、私が名前を考えるなら「大和」「武蔵」「阿修羅」みたいな日本を守ってくれそうな名前にしたいですね~(笑)

これは私が常々感じている事ですが、たいして理解もしていないのに、、、やたらビジネス英語を並べて話す方、苦手です(笑笑)

「サスティナブルやイノベーションをターゲットとしてフレキシブルオフィスのニーズは高まり、ユーザーに対しコミュニティやマッチングをサプライする事でインキュベーションが発生し、ソーシャルキャピタルが発生する」とか~(苦笑)

「貴方はルー□柴さんですか? トゥギャザーしませんよ!!」 これは余談でしたね(;^ω^)

共感できる方も多いのではないでしょうか~(笑)

ちなみに、ルー□柴さんの事は大好きです。

さぁ情報弱者とウソつき営業マンとの一進一退の攻防。

果たして齢70歳の情報弱者はNTT風の営業マンに言いくるめられるのか!?

次回予告! 「自称NTTを語る営業マン2名の大嘘がバレる!!!!!」予定しています。

皆様からのお問合せをお待ちしております(^^)

この記事を書いた人

林 哲也