社会保険料がまたアップ!?

2024年10月から、社会保険料がまた増えるようですよ。

社会保険料って?

社会保険料とは、5つの社会保険(健康保険・介護保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険)にかかる保険料のことです。

厳密には、健康保険料と介護保険料、厚生年金保険料をまとめて社会保険料と呼びます。

社会保険料は月々の給与から差し引かれ、会社が納付しています。

納付額については、支給額の約15%×2(社員1:会社1)になります。

給与30万なら、社員と会社がそれぞれ45,000円を負担することに。

雇用保険料と労災保険料はまとめて労働保険料と呼ばれ、労働保険料は会社が全額負担しています。

社会保障制度って?

社会保険制度とは、社会保障の分野のひとつ。

疾病、高齢化、失業、労働災害、介護などの事故に備えて、事前に被雇用者もしくは雇用主、あるいは両者が社会的供出をすることによって、保険によるカバーを受ける仕組みです。

2024年10月から変更になる事は?

具体的に言いますと、従業員数51名以上の企業の社会保険料負担分が増加します。

今までは対象が101名以上の従業員数でしたが、2024年10月から51名以上に変更になります。

今まで101名以下の企業で働いていた場合ですが、年間の収入が130万円以下までなら配偶者の扶養家族に入れていましたが、制度変更に伴い年収を106万円以下にする必要があります。

<条件>

週刊20時間以上勤務 

月額88,000円以上(年間106万円)

勤務期間2か月以上 

学生は適用外

条件の変更に伴い新しく約65万人が扶養家族から外れ、強制加入になるようです。

従業員側の社会保険加入のメリット・デメリットは?

メリット・・・将来受け取れる年金が増加します(´艸`*)

先の話でほんまかいなと言いたくなりますが、増えるみたいですね。

デメリット・・・シンプルに手取り額が減ります( ノД`)

なんのために働いているか分からなくなる!?

会社側のデメリットに注目してみると?

今まで支払わなくて良かった会社分の社会保険料が原因で、倒産する会社も出てくる事が予測されます…。

年収106万円以下に抑えるため、今までよりも働く時間を減らす従業員さんが増えるかも…。

そのために新たなスタッフの雇用や、社員への負担が増える可能性もでてきますね…。

良いのか悪いのか分かりませんが、改めて言います。

集めた税金は有意義に使って欲しいですねー。

お願いしますよ! 政治家の皆様!!

皆様からのお問合せをお待ちしております(^^)

この記事を書いた人

林 哲也