ロスアンゼルスからの不正アクセスを感知 ー後編ー

自称NTTを語る営業マンの大嘘がバレる!

自称NTTを語る営業マン2名が来てからというもの、良く分からないセキュリティの話が始まり、

かれこれ2時間が経過…( ゚Д゚)

『なかなか帰ってくれないし、困ったなぁ…。NTTって会社は良いイメージがあったのに…。日本の大企業ともいえる企業がこんな強引な営業スタイルとは…。これも資本主義の悪い部分なのかな?』

『そもそも本当に彼らはNTTなのか?????』

お客様の頭には時間が経過していくほどにいろんな考えが浮かび、不安も押し寄せてきたとのこと。

そう言えば??? 光電話サービスが始まった当初、ハイエナのごとく日本全国に偽NTT販売店がいたような~。

そして、改めて相手側に本当のNTTかと確認したところ~

すると、あれれ????? NTTではなくNTT製品の販売店じゃないですか!?

NTTと語る業者の正体は、

そうです!

“NTT製品を販売する業者” でした~。

まぁなんてややこしい(;^ω^)

世にはびこる自称NTTの多くはこのパターンでしょう。

ただお客様自身、きっぱり断る事も出来ず…。

気が付けばプラス1時間が経過…。

合計3時間!も経っていたそうです……。

『もうそろそろ帰ってくれないかな…。でもわざわざ来てもらったし、強気に「帰って下さい‼」とは中々言いにくいなぁ…』

無駄に時間が経過していく中で、こんなことばかりが頭を巡っていたそうです。

注意して下さい!!

居座って契約するまで帰らない営業マン・販売店ですが、令和の時代にもまだまだいます。

話が面白く、結果的に思ったよりも時間が経過するケースなら良いですが(笑)

ただシンプルに「帰って下さい」と言えずにいる心の優しい方は注意した方が良いでしょう。

自分では断ることができずに、最後には言いくるめられそうだと思ったお客様よりお電話が。

お客様はある決断をしたそうです。「そうだ!あの人に断ってもらおう」と。

自分では対処が難しいので『いつもフォローをしてくれるコピー機名人さんに聞いてみてはどうか?』と、我々のことを思い出していただけたようで(^^)

お電話で一連の流れをご説明いただき、電話を代わるから直接やり取りして欲しいとの依頼を受けました。

そこで、我々コピー機名人の登場です!

NTTを語る営業マンと大バトル始まるのか!?

果たしてバトルの行方はいかに!?

コピー機名人「もしもし。私はこちらのお客様とすでに取引している者です。現状の環境は把握しており、すでに社内のセキュリティ環境は十分に対策されています。御社の紹介する商品は不要だと考えています」

内心は『強めに断ってはみたものの、同じ業界のライバルだし、簡単には納得してくれないだろうな』と不安で一杯(;^ω^)

しかし! 思ってもいない言葉がv(*^^*)v

NTTを語る営業マン「なるほど! ではこの環境では不要でしたね~」

みたいな回答ですぐに素直に受け入れてくれました。

そらそうです!

相手側も不必要であり過剰設備と初めから認識しているからです。

話す相手も詳しければ、最初から不要な商品の販売は勧めないのです。

いわゆる情報弱者にしか強気になれず、ほんと悲しいですね。

「わざわざお越しいただたようですが、この会社にその商品は不要なのでお引き取り願いたい」と率直に伝えたところ、「はい!分かりました」とおそろしく聞き分けの良い、優等生のような返答が返ってきて電話を切。

しばらくして、お客様から「すごい勢いで帰って行ったよ」との報告あり。

「それは良かったですね~。ちなみにどこの業者が来ていたのですか? NTT風って言っていましたけど」

置いていった名刺を見てもらい、社名を聞くと○○コミュニケーションズ!

なんとびっくり( ゚Д゚)

過去に私も1年半ほど勤めていた会社でした…。

たしかに当時から怪しい営業手法を行っている人もいたし、今も変わってないなー(;^ω^)

「いやー、御社に対応してもらって助かったよ。あのまま契約したら総額150万もだまされていたよ」と話すお客様の満足げな言葉に対応出来て良かったと思いつつ(〃艸〃)

『お礼と言ってはなんだが、君から何か購入しようか?』的な感じで何か買ってくれないかなぁと軽く聞いてみたところ~

「別に今は何もいらない。帰る時間になったし電話切るね~」

プツン(>_<)

まぁこんなものです(笑)

今回ご紹介したこのお話は、2023年5月に大阪府摂津市で起こった嘘のような本当の話。

ノンフィクションのエピソードです(驚)

世の中には色々な販売店があります。

『既存の取引先にも不安があり、聞いてみたい』 そんな方がいればいつでもお問い合わせくださいませ。

また、『こんなエピソードがあるから配信して下さい~』 なんて方もお待ちしています。

大阪あきんどコピー機名人では、何にでも要望に応えられる様に心がけています(^^)/

皆様からのお問合せをお待ちしております(^^)

この記事を書いた人

林 哲也